恋のMission〜年下クール男子を誘惑せよ!〜

カーキ色のサブリナパンツに包まれたお尻は、丸みがあって全く垂れてなくて、ウェストはキュッと絞まり、脚は細くて真っ直ぐしている。

まるでOLのお姉さんという感じ。
私は完全におばさん体型をした自分の母親を思い、その理不尽なまでの違いに、母親が気の毒に思えた。

優子ママは、アイスレモンティーとカステラを出してくれた。

「主人が長崎に出張したお土産なの。よろしかったら食べてみて?」

「はい、では遠慮なく…」

私はフォークでカステラを小さく切り、口へ入れた。
しっとりしてきめの細かい歯ざわりと、ほのかな甘さが舌に心地好く染みる感じがして、思わず「美味しい」と呟いていた。