「とにかく、田中との事は嘘だって、篠原に言ってやってください」

「悪いけど、小林君から言ってくれない?」

「ダメです。直接言ってください」

「どうして?」

「どうしてもです」

「分かった…」

私が渋々承諾すると、小林君はニッコリ微笑み、「失礼しました!」と爽やかに言って帰って行った。


私はそれを機に、ある決意をした。

田中君との事は、小林君と約束したので紳君に言おう。紳君にとってはどうでもいい事だろうけど。

その時、私は紳君への想いを伝える。紳君への未練を断ち切るために。



という事で、フィフスミッション=ラストミッションは…



  当たって砕けろ!