ガラッと音をたて、教室のドアが開く。 「あ…………」 教室に入ってきたのは、麗子と英子だった。 「…………何、あんた…… 相島まりあとどういう関係な訳?」 あたしとまりあを交互に見て、心底驚いた顔をして麗子は言った。 あたし自身も何でまりあと仲がいいのかわからないくらいなんだから、麗子が驚くのも無理ないだろう。