天国への階段 ―いじめ―





「辛くなったら、いつでも帰ってきな」




「うん! 
ありがとう、お母さん」
 




大丈夫。私は頑張れる。
そう強く思った。
 




二人はゆっくりと立ち上がった。
まりあと目が合い、微笑んだ。