「玲・・・。
由梨ちゃんと一緒なら楽しいと思ったのに・・。
玲のこと嫌い?」



「そ・・・そんなことないよ」



「じゃあ・・・好き?」



「す・・・好きだよ?」



「じゃあ・・・」



玲ちゃんは、あたしの右手にペンを握らせ。



「玲・・・由梨ちゃんにメイクとかも教えてあげられるよ?」



甘い蜜のような言葉を耳元で囁く。