えっと。


そりゃ、楽しみだけど。


心の準備が!!


その前に、体の準備も!!


まだ、見せられるような体じゃ、ありませんっ!!!


一人パニックのあたしに。





「へぇ・・・。
答えられないんだ」



綾瀬涼は眉をひそめ、次の瞬間、ニヤッと笑う。





「しょうがない。
じゃあ、言いたくなるように、してやるよ」



そう言うなり、腕をつかんで、ロビーの隅に引っ張っていく。