「続きは、二人っきりで」





意地悪そうに



からかっているかのように



でも



真剣に



あたしを見つめたあと。








「あー!!
いい加減、ふやける。
塩素くせぇ。
早く、プールから、出るぞ?」




髪をかきあげながら、あたしを見下ろし、プールサイドに、手をかけた。