「あたしだって。
あたしだって、涼が好きに決まってるじゃん!!」
歩みを止めない、薫の背中に向かって、叫ぶ。
遠くで足を止めた薫が、
「じゃあ、見せてよ。
由梨ちゃんの本気」
あたしを睨み、
「楽しみにしてる」
そう言って、
切なそうに…
でも、温かい眼差しを、あたしに向けた。
あたしだって、涼が好きに決まってるじゃん!!」
歩みを止めない、薫の背中に向かって、叫ぶ。
遠くで足を止めた薫が、
「じゃあ、見せてよ。
由梨ちゃんの本気」
あたしを睨み、
「楽しみにしてる」
そう言って、
切なそうに…
でも、温かい眼差しを、あたしに向けた。

