肩に乗せていた手で、綾瀬涼の顎をつかんで下をむかせ。
胸元の大きく開いたドレスで、悩殺をもくろむ。
綾瀬涼は、そんな美しい女の人の色気をものともせず。
「だから。
さっきも言ったとおり。
答えは、NOですよ」
顎にある手をそっと払いのける。
「それに。
この服着れば、諦めるって約束ですよ?
先生」
余裕のある態度で。
いたずらっ子のような瞳で。
ニコッと笑う。
「オレ。
モデルに、興味ありませんから」
きっぱり言った綾瀬涼に。
「惜しいわぁ~」
先生と呼ばれた女の人が、大げさにため息をついて、その場に倒れこんだ。
胸元の大きく開いたドレスで、悩殺をもくろむ。
綾瀬涼は、そんな美しい女の人の色気をものともせず。
「だから。
さっきも言ったとおり。
答えは、NOですよ」
顎にある手をそっと払いのける。
「それに。
この服着れば、諦めるって約束ですよ?
先生」
余裕のある態度で。
いたずらっ子のような瞳で。
ニコッと笑う。
「オレ。
モデルに、興味ありませんから」
きっぱり言った綾瀬涼に。
「惜しいわぁ~」
先生と呼ばれた女の人が、大げさにため息をついて、その場に倒れこんだ。

