天使の顔に邪悪な光を浮かべた玲ちゃんに。


愛らしい顔からは想像できない力で腕をつかまれ。


無理やり、みんなのところへ連れていかれる。


その道すがら。




「嫌っ!!
玲王と一緒になんか、いたくないっ!!」


足を踏ん張って抵抗するあたしに。




「おとなしくしないと。
キスマークつけちゃうよ?」


玲ちゃんは玲王の顔になって、あたしを甘く脅し。



「それとも。
ボクがさっき言ったこと、実践してる?」



意地悪そうに・甘く、大きな目を細め。



「ま・どっちにしても。
由梨ちゃんを。
最終的には手にいれるけどね?」


おそろしい事を口にする。