狼クン達のオリの中②【完】

「ごめん・・・。
だって、玲王が・・・。
どうしても、男の子に見えなかったんだもん」


あたしは、口をへの字に曲げながら後ずさりした。




「玲王がさ、かわいすぎるからいけないんじゃん!!」



玲王を指差しながら叫んだあたしに。







「・・・・わかったよ。
じゃあ、男の証明すればいいんだろ?」






玲王は冷静に呟き。


白いワンピースを脱ぎ捨て。


下着に手をかけ、それを一気に脱ぎ捨てた。









「ぎゃあーーーーーーー!!!!!」





あたしの悲鳴が部屋中に響き。


その中。


玲王は、冷静に聞く。







「これで証明できた?」