狼クン達のオリの中②【完】

「ち・・・ちょっと待って。
涼!
涼っ!!」



あたしの呼び捨てと。


綾瀬涼の2度目のキスに。



女の子達は悲鳴をあげて、走り去った。





その様子に。


綾瀬涼は。




「なーんだ。
もっと見せ付けたかったのに」



クスクス笑いながら、あたしの頭をポンポン叩き。



あたしの耳に口を寄せる。