狼クン達のオリの中②【完】

綾瀬涼は。


焦ってジタバタするあたしを、ギュッと抱きしめ。




「あー。
オレ。
何か火・・・点いちゃった」


甘く瞳を光らせる。





「由梨。
責任とってよ」


からかうように言って。




「もっと、激しいの・・・していい?」



切れ長の綺麗な目を閉じ、あたしに唇を近づける。