次に、リクは私のハイソックスに手をかけた。 紺色の細長い布は、私の秘密を隠す道具の一つでもあった。 それが今、はがされる。 曝される。 私の秘密。 リクを見下ろす。 ただ髪がふわりふわりと揺れるだけで、その表情は見えない。 「靴下、脱がすね」 ぽつり、リクが言う。