同時に笑いだす。 笑うと少し身体が暖かい。 それに、リクから伝わる温度、私が伝える温度。 その交換で少しずつ、2人の体温が上昇していくのを感じる。 「暖かくなってきた?」 リクの低い声が後ろから響く。 表情は見えない。 リクが腕をまわして、後ろから私を抱きしめる。