意識は消えていった…


今度気づいた場所は、知らない場所。

しかも…暗い。学校ではないみたい。



「ねぇ、ここどこ?」

「ここ?音楽室の準備室の…クス」


私は感づいた。

ココは音楽の先生しか鍵を持っていない、限られた人しか入れない準備室。

何で彼がここのカギを?


「先生ってさ、オトすの簡単なんだよね」


…?オトす?

せっ、先生を階段とかから突き落としたの?


「さっ、殺人だよっ!」

「は?何言ってるの?」


だって、落とすだなんて…