おかあさんとの間に分厚い雲という名の壁ができたみたいで…… だから勿論曇りの日も、雨の日も… 「大っ嫌い…」 お母さんとの思い出も 数えきれるほどしかないけど それでも お母さんを近くに感じていたい─── 「……なぜ涙を流せる?」 「え…?」 どういうこと…? 「なぜ涙というものを出すことができるんだ……!」