おかあさんの名前は、南 美空 俺たちが5歳の頃に交通事故で死んでしまった おかあさんは女の俺だけには『おかあさん』と呼んで欲しかったらしいが、自分だけ違う呼び方はいやだった俺は、兄貴たちのように『そら』と名前で呼んでいた だけど、交通事故でおかあさんが病院に運ばれてから『おかあさん』と呼ぶと目を覚ましてくれるような気がして… それからはずっと…いや、今でもそう呼んでいる 「藍香!! 朝ごはんだぞー!!」 あっ… そういえば腹へったなぁ…… 「今行く!」 今日の朝飯何なんだろう?