そんな事を考えていたらもう、教室の前
てか…憂うつ…
麗夜が私の頭をなでた後
「今日は普段より早く着いちゃったね?
昼休みにまた来るから、ご飯食べずに待っててね?」
「…。」
そして、私に最高の微笑みを向け、クラスを後にした。
クラスのみんなの視線は、麗夜に全て注がれてたけど、姿が見えなくなると、グループで固まって話出す。
すると、待ってました、と言う様に、私の学年、1年生の中で一番売れてるらしいアイドルの
千早 ミドリ(チハヤ ミドリ)
って言う子が私にぶつかって来た
「あら…ごめんなさい♪オーラがなさ過ぎて分かんなかったわ
まだ学校に居たんだね? てかさ…
ホントに零(ゼロ)様の妹なの??ぜーんぜん似てないッ!本当ブスッ!!サッサとこの学園から消えろよ!!!」
いつもの挨拶(?)
私も挨拶がわりに、アッパーとかしてやろと、思うけど、そんな勇気持ってない…
ちなみに…零(ゼロ)ッて言うのは、麗夜の芸名 学校でも零ッて名乗ってる
そう言う人この学校にはいっぱい居る、らしい
もしかすると私以外、皆 偽名かもしんない…
━♪~
ホームルームの前にはウチの生徒でオリコントップ10に入った人の曲がチャイム代わりに流れる
私の日常はこんな感じ…
麗夜が関わって
何かとヒヤヒヤして落ちつかない…
けど、それも今日で終わりみたい…より一層受難の日々が待ち受けてそう…