「白夜、・・・・・・・・・・




ごめんなさい。




その左腕・・・・・・・・私の所為なの。」




涙が出るのを必死で抑えた。




今泣いちゃいけないと思った。




今一番泣きたいのは白夜だと思った。




「良かった。」




「・・・・・・・・・・・・え?」




予想していた反応と全く違った。




「舞は何にも怪我しなかったんだろ?」




「うん・・・・・・・・」




「それなら良かったんだよ。




俺の左腕がなくなっただけで、




舞を守れたんだ。




ホントに良かった。」




そう言って白夜は私に笑顔を向けてくれた。