夜空に咲く僕たちの願い



「そういえばさ、今日おばさんは?さっきから姿見えないけど。」



髪の毛をとき終え、あった場所にクシを返しこう聞いた。
瑠花は溜め息まじりにこう答える。



「パパと喧嘩して昨日の夜から家出中。そのあと瑠花とパパが喧嘩したの。パパがママをすごく責めてたから」




「へぇ、喧嘩で家出ね…」




だからさっきお父さんに“瑠花は不機嫌だから”と言われたのか。
納得する俺。




「たぶんすぐ帰ってくるよ。何だかんだ言ってパパとママ、仲良しだからさ」




ぴょん、とウサギのように跳ねてベッドを下りた瑠花。
セーラー服の方に歩み、それを取った。
そしてちらりと俺を見る。
大きな瞳に吸い込まれていく俺。


な、なんだよ…
何でそんなに見つめるんだよ。



「…るっ」




「俊介、着替えるとこ見たいの?出てって?」




…あぁ、そうですか。