夜空に咲く僕たちの願い




「俺は瑠花を幸せにできないから。もう終わりにしよう。そうした方が瑠花にとっていいと思うんだ…」





「意味が…分からない…」




それもそうだろう。
だけど俺たちは血の繋がる兄妹で世間から見たら罪を犯していると同じなのだ。
だから瑠花が知る前に離れた方がいい。
俺なんか忘れて違う人と恋愛をした方がいい。

だけど俺は昨日、瑠花の体に自分の痕をつけた。
こんなこと言っておきながら最低だろ?
でもどうしても残しておきたかった。
それは一週間もあれば消えるだろう。
それまでにリセットして欲しかった。
俺が与えたタイムリミット。





「…分からなくていいよ。俺がそうしたいんだ。勝手でごめん……」





「瑠花のこと嫌いになったの?」




「…好きだよ。世界一好きだ」



「じゃあ何でよ!?」





俺を酷い奴だと罵倒してもいい。
残酷だと批判してもいい。



傷つくのは俺だけで十分だから。
瑠花の人生までめちゃくちゃにしたくないんだ。