その笑顔が今まで見たことのないくらい可愛くて、半乾きの髪の毛が艶っぽさを出す。
そんな魅力的な瑠花に心が奪われた。
理性なんてそんなものぶっ飛んでしまい俺は力強く瑠花を抱きしめた。
「ピンキーリングって意味があるらしいんだ。右手の小指はお守りとしてはめて、左手は願い事を叶えたいときにはめるらしいんだ。」
瑠花の耳元で囁くと、とくんと心臓が鳴ったのが聞こえた。
「じゃあ瑠花は左手にはめるね」
俺から体を離し、星のピンキーリングを左手の薬指にはめる瑠花。
その姿が幸せで溢れているように見えた。
錯覚かもしれないけど今だけはそう思わせて欲しい。
結婚指輪をはめるのはまた次回かな、なんて思っていると瑠花は顔を上げて俺にキスをした。
「ありがとう、俊介。あたし幸せだよ」
その言葉が一番欲しかったんだ。
幸せなときに「幸せ」だと伝えないと幸せが掠れてしまう。
瑠花は幸せだと言ってくれたね。
俺も幸せだよ。
瑠花に逢えて世界一幸せ…だよ。


