夜空に咲く僕たちの願い



俺が瑠花に贈る初めてのプレゼント。
一目惚れしたんだ。
きっと瑠花に似合うと思って。だからこれを俺だと思って持っていてよ。
もし嫌いになったら川に投げてくれていいから。
あっでも投げるときは予告しておいてね。
あとから探しにいくから。



俺が瑠花の手のひらに置いたのを確認した瑠花はゆっくりと瞳を開けてそれに視線を集中させた。




「…えっなに?開けてもいい?」




「いいよ。」




そう言うと瑠花は嬉しそうにラッピングを剥がしていく。
露になる小さな箱。
それを開けると顔を出す星のピンキーリング。


見た瞬間、言葉を失う瑠花がいた。

これは喜んでくれたという反応?
もしかして持っていたとか?
さすがにそれは予想もしていなかった。
俺は焦りだし目を泳がせる。




「…る…」



と言いかけたときだった。




「俊介!ありがとう!可愛い!すごーく嬉しい!!」





目に映ったのは先ほど見た星空に負けていないくらい眩しい笑顔の瑠花だった。