夜空に咲く僕たちの願い




「良かったじゃない!おめでとう!お祝いしなくちゃね。どこの会社受けたんだっけ?航空会社のスタッフだったよね?あの給料のいいところ」



就職先が決まったなら収入には苦労しないわよね、と一人で勝手に思っていると、



『今から駅前に来てくれないか?大事な話があるんだ』



と遊心に言われた。




「私も話したいことがあったの。今から駅前に行くわね」




丁度いい。
その時に子供ができたと言おう。
ちゃんとプロポーズしてくれるかしら?
私は飲みかけのカフェオレを一気に飲み干し、駅前に急いだ。



「遊心と会ってくる!!」




「気をつけてね。泣いちゃダメだよ。化粧崩れるから!」




七海は笑いながら手を振った。私も手を振り返し駅前へ向かう。


転ばないように慎重に、ゆっくりと歩いた。




もうすぐパパに会えるから待っていてね。





だけど私の幸せはあっという間に消えて無くなるのだった。