夜空に咲く僕たちの願い



薬局に売ってたら助かるのに。きっと俺と瑠花が買い占めるだろうけど。



吹き抜ける風が心地良かった。寒くもなくて、かといって暑くもなくて。
そんな空気が俺たちを包んだ。きらりと輝く星は今何を思っているのだろう。
儚く未熟な俺に涙してるかもしれない。


渓斗の言葉を聞いてどうしよもなくなる。
頭からそのうち煙が出てくるんじゃないかって思う。




「そんなに恥ずかしがってたらこの先どうするんだよ」




「…この先って。今まで通りに決まってるじゃん」




ちょっと変な発言やめてくださいよ。
この先何があっても普通に接しますよ。
でも心臓いくつあってももたないかも。
予備用の心臓…薬局にはないですよね。
薬局がないならスーパーでも…って冗談はここまでにしておきます。



俺は深呼吸をして真っ直ぐ渓斗を見つめた。
そこには優しく笑う渓斗がいた。






なぁ…渓斗。
お前はいつまでも俺の味方だろ?