夜空に咲く僕たちの願い



胸に何かが刺さった。
矢かな?それともトゲ?
そんな顔でその台詞はないよ。可愛すぎてたまりません。


みるみるうちに顔が真っ赤になっていく。
体が暑い、手にも汗が滲んでいく。




「へぇ…そうだったんだ…」




何て答えを返したらいいのか迷う。
喜びたいけれどどうやって喜んでいいの?
こういうの慣れていないから誰か教えてくれます?
このまま照れてたって仕方がない。
反撃開始だ。




「でも!瑠花だって鈍感じゃん。俺が瑠花を好きだって知らなかっただろ?それに雅也くんのことだって!」





「雅也くんのことはちゃんと断ったもん。瑠花は好きな人がいるって言った。だから雅也くんとは何でもないよ。まさかヤキモチ?」




にやりと笑う瑠花。
反撃しようとしたのに敢えなく撃沈。
きっとこれから先、瑠花には敵わないのかもしれない。


でもいいや。
こうやって隣で笑っていてくれさえすれば俺は幸せだから。