夜空に咲く僕たちの願い



きっと神様は笑っていたよね。
きっとそうだよね。


夜になる少し前、俺たちと満里奈は別れた。
再び二人になった俺と瑠花には会話がない。
お互い遠慮をしているのか、それとも考え事をしているのか、分からないけれど今はそんな空気が妙に心地が良かった。


まさか満里奈と修平が付き合ってるなんて…と衝撃的だったけれど今では応援してあげたいと思う。
でもやはり翔太のことが気になってしまう。

翔太も俺にとって大事な友達だから。
もし隣で泣いていたら俺は気がすむまで泣かせてやりたい。
何も言わずにただ温もりを与えるだけで十分だと思う。


だからさ、翔太待っててよ。




次の日、案の定翔太は学校には来なかった。
当たり前か、あんな光景を見たら誰だってショックを受けるはず。
ましてや満里奈のことを好きな翔太は尚更だ。




「ねぇ、修平。翔太の住所教えてよ」





俺は修平に翔太の住所を聞き出した。
翔太が心配だから。
なぁ、翔太。
お前は逃げないって前に言ったよな?
手首の傷…増えてないよな?
お前なら大丈夫だろ?
俺が今からお前のところに行くから…



この痛み、二人で分け合おう。そうしたら少しは軽くなるだろ?