白黒プリンスと囚われのメイドさま


 「ゴメン…美紗緒」

 「蓮…」

 「……たくっ…俺は…ダメな男だな…ここぞって時に気の利いた…言葉が出ない」

 「別に…私は気にしてないから」

 心の中では…すっごく不安だったけど…蓮のフクザツな表情を見ていると本音は言えない。

 蓮も婿養子として徳川家に入ることになったけど…如月家と同じように…本家と分家の確執が存在した。


 徳川家の中にも…蓮と私との結婚を反対する者が居るのは事実。


 今は…おじいさまに護られているけど…おじいさまが亡くなればどうなるか??




 分からない…。



 
 二人の愛だけで超えて行けるのだろうか!?