でも…こんな形で…奪われるのは本意じゃない!


 主とメイドなのに…。


 主に恋をするなんて……。


 そんなこと許されることじゃない!!


 何で!?


 スキになったんだろう??



 でも…やだっ…無理矢理は……。


 私の瞳には…大粒の涙が…溢れて来る。


 「……」


 蓮さまは私は体から離れて、ソファーを立つ。


 「誰でも喜んで…俺と…するのに…泣いたオンナ初めてだ…お前の泣き顔見たら
やる気…失せた…俺は寝る!!」


 そう言って…私を置いて部屋を出た。