月姫ー目覚めー





「「「きゃあー!!」」」


先生に呼ばれた生徒会長が檀に上がった瞬間、黄色い声が響き渡った。



それを見ていたあたしたちもまた、



「うわー//ちょー格好いいじゃんか!」


「ふーん♪
華夜はあーゆーのがタイプなんだな(笑)」


突っ込む千歳に、



「いやいやいや、
男の俺でも
格好いいのがわかる!
見てみろっ!!
あのオーラ♪」


祐はビシッと指を差して目を輝かせてる。



「だよねー♪憧れる!!」


と同意するあたし。



「憧れ!?そっちか!!」



「へっ‥どっち?」


(こいつ‥)

この時、千歳は華夜は恋に疎いって気がした。