興奮を隠せないあたしはわくわくしていた。 今、頭にあるのは 「この学園を探検したい!!!」 あたしが席に座ってすぐに両隣の子が話かけてきた。 「なぁなぁ♪名前なんての?」 右のボーイッシュな笑顔が似合う女の子。 付け足すように左の男の子が 「俺は宮崎祐な♪ んでそいつは千歳。 俺ら幼なじみなんだ。」 千歳に祐かぁ… あたしは、 「あたし、野上華夜♪ よろしくなっ!(笑)」 笑顔で答えた。