戻ってきた時には、 「華夜様っ・・・・・」 夢餌の問いに華夜は瞳に一筋の涙を流す。 そしてゆっくりと、 「・・・・・・ ・・・・何も言うな。」 すると華夜は何か呪文を唱え始めた。 唱え終わった時には世界が黒い光に包まれ、その場に居た綺羅は、 「それじゃあまた未来であおーぜ」 と言い消え、 夢餌は、華夜の側に行き耳元で囁いて消えた。 華夜もまた黒い光に包まれて消え去った。