チリン♪チリ~ン♪ 「華夜様そろそろ時間ですよ。」 首に鈴のリボンを付けた夢餌が哀しげな顔を見せ笑った。 「そうだな…準備は出来たから、行くとしようか。」 わたしはその笑顔に 答えるように笑った。 すぐ横に置いて あった刀を握る。 血が出そうなくらいに強く握りしめて 「行くぞッ!!」