♪由菜♪ 「死んでしまえ!このやろー!」 最初の席替えから今回で三回目。 まさかの隣は渋川だし。 女子は斜め前と斜め後ろに仲良くない子。 神様、私を殺す気? 「はぁ…」 思わずため息をついた。 渋川がちらっとこっちを見たが、知らないふりをした。 これが今後の未来を決める大きな出来事になる。