……気にする事なんて無い。 あれはただの夢かもしれないんだから。 私の脳みそが勝手に描き出した、夢の可能性だってある。 夢はいつも……そんな風に曖昧なモノだ。 心の中で自分に弁解しながら自嘲気味に笑う。 しかしその間も、言い表せない様な不安が私の心を揺すぶり続ける。