ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~

【kie※side】



「鮎沢さん、休憩入っていーよ」

「はい、ありがとうございます」



お客さんが少し減った3時頃。



交代で休憩させてもらうことになっている。



お店の中は暖房がよくきいていて、働いていると少し暑いくらいだ。



みんな滑ってるかな?



あたしはココアを片手にダウンを羽織り、外へ出てみることにした。



ワンとは何となく気まずくて、朝食の時は一言も話せなかった。



「…はぁー」



さすがに外は寒く、白い息がふわっと広がった。



あ…ワンだ。



あの蛍光色のウェアだから、嫌でも目につく。



上手だから、余計に。



そのままワンを目で追ってると、嫌でも目に入るのが、あの女子大生たち。



また、か。