お姉さまがたを掻き分けて、走り出した。 まだ遠くには行ってないはず… まだ慣れない校舎を走り回った。 額にうっすら汗がうかんだとき、 ―見つけた! 間違いない、 さっきの人だ! 私はばれないようにこっそり、こっそり近付いていった。 そしてやっぱり さっきと同じ所に 入っていった。 この先に 知られてはいけない 秘密 があるとも知らずに 私は その場所に 入っていった。