princess~私の宝物~

「はいっ*あたしからの誕生日プレゼント*」

ニコっと利香が笑った。

「あのワンピースを着た姫奈がとっても可愛いし、輝いてたから*これは返却不可能だからね*?」


「利香。利香は私の神様だよっ*」

私はプレゼントを手に取らず利香をギュっと抱きしめた*

「神様じゃ嫌だな~「親友」がいいな~笑」

「ありがと~~~親友であり、心友の利香*」



宝物がまたひとつ*


利香と出会ってから、どれだけの宝物を貰っただろう。


利香。私はあの時、同じ分だけの宝物をあげられていたかな?