その後利香は私のウチに泊まることにした。

私達は朝まで語り合った*そして一緒に学校に行った。

利香は少し元気になった。お母さんも来週には退院できるみたいだった。

久しぶりの利香との学校生活。何だか入学の時を思い出す*

部活にもちゃんと参加した。

「姫奈。久しぶりの部活楽しい*」

「あはは。あたしも利香との部活楽しいよ~」

この前までの2人じゃない。

なんだか特別な2人*

「ねぇ、ありがとね*あたし姫奈がいなかったら絶対に立ち直れなかったと思う。こうやってみんなと学校生活を楽しむことさえ、出来なかったかもしれない」

「うん*」

泣きそうになったから、簡単な返事しか出来なかった。