princess~私の宝物~

話をしているうちに私はひとつ思い出したことがあった。

それは1週間後が利香の誕生日だという事。

「そうだっ!!利香もうすぐ誕生日じゃん~」

「覚えててくれたの?さすが姫奈だねっ」

「うん*利香は私の誕生日の時にワンピース買ってくれたよね*」

「そうだった~」

「私は利香に何あげようかな~*」

「気持ちだけでいいよっ」

「やだ~ちゃんとカタチに残しておきたいの~」

「じゃぁ楽しみにしてるね*」

「でもまずは面接頑張らなきゃね~*笑」

「そうだ~~面接~~~」

「面接受かったら誕生日と一緒に祝おうね*」

「ありがと~*」


あっというまに時が過ぎた。

「利香*私、もう帰るね*」

「うん分かった~」

私は利香の手をギュッと握り締めた。

「利香。絶対受かってね!!明日はずっと応援してるからね」

「ありがとう*練習した自己PRも頑張るね」

まっすぐな利香の目。利香は絶対やってくれる。

そう信じてる*

「利香*一緒に女優になろうね!!!だから利香はまず頑張ってね*」

「分かった」

私達は指きりげんまんして約束した。

利香は私を玄関の外まで来てくれた。

「じゃぁね*ばいばい~」

「利香~緊張せずに精一杯やってきてね~」

「は~い」

「ばいばい~」

「ばいばい~」

利香は私が見えなくなるまでずっと手を振っててくれた*