princess~私の宝物~

「ちょっとここに座って」

床に隣同士に座った。

「話って?」

私が聞くと、利香はこう答えた。

「あたしね。1ヶ月前くらいに書類を送ったの」

「何に?」

「オーディション」

「そうなの!?*で、結果はどうだった?」

「それがね・・・昨日。書類合格の通知が来たの!」

「わぁ!!!すごい!!!!おめでと~」

「姫奈に秘密にしててごめんね。でもやっぱり言っておきたくて*」

「全然いいよ!利香が決めたことなんだから*すごいよ~」

「えへへ。ありがと*それで、一次審査が今週の日曜日なんだ」

「そっか~もうすぐだね*自己PRとかの練習しなきゃ!!*」

「そうなの、でも何やればいいのか・・・」

「私も考えるの手伝うよ!*」

「ありがと~」

私は嬉しかった*自分の事みたいに!

「利香*私、利香が言ってくれてうれしいよ!」

「あはは*」

利香、頑張れっ!応援するよっ*

「じゃぁいこっか*」

利香は立ち上がって、私に手を差し伸べた。

「うん!」

手をギュッと握り締めた。その2人の手は、友情の証だった。

誰もいない廊下。
笑い声だけが聞こえる。
握り締めた2つの小さな手。
2人の背中は【友情】と【夢】でいっぱいだった。

2人のprincess。もっと、もっと輝けっ!