「そっか…私の名前『りん』なのは、あの時のリンゴがパパとママの青春の想いでだからか……フッ、そうか。」 林檎は足元にジャレついているピピを抱き上げた。 「ピピ、パパとママを仲直りさせる方法見つけたよ。」 ピピはキョトンとした顔 で林檎を見つめた。 「さぁピピ、これからリ ンゴを買いに行くよ。」 林檎は楽しそうに歩き出した。 辺りは、温かな茜色に染まっていた。