桜鬼【完】 続編気まぐれ更新中

だから私は


2人の視線を感じながら、隅に寄ろうとした


「…ふっ…くぅ」


「…?」


不意に後ろから笑い声が聞こえた


首だけ後ろに向けると、赤石が笑っていた


「…いいねぇ」


「…?」


…なんなんだ、一体


「…勝ったほうに恋さんがついてくる、か」


「…あ?」


「…面白そうじゃん」


「…」


「…いいねぇ。…俺、やる気でたわ」


赤石がそう言うや否や、悠がいきなり殴りかかった


それを見て赤石も反撃する


私は、壁によって鬼龍のみんなとそれを見守っていた