「…え?」


「あんたもういいわ。吐く気ないんでしょ?上の奴のほうが説得力あるんだけど…まぁ、下の奴らが三人も吐いたんだし、大丈夫っしょ」


「…んな…馬鹿な」


「本当よ?…あんたら、繁華街で薬売ってたんだって?組長様に秘密で」


「…っ」


「これ吐いた奴って…どうなんのかしら」


「…組長はもっとひでぇことしてる」


…ふーん?


「…吐く気になった?」


「あぁ…その代わり…」


「分かってる…あいつらはうちの力で逃がすわ」