お気に入りのヘッドホンを着け屋上に横になる。

今日は天気が良く風が気持ち良い。

「合宿か…」
そのまま寝てしまった。







「ん―!あっ!寝てた…」
着信履歴を見るとみんなから電話が一杯…

「もどるか―」
起き上がって歩き出すと、人影が目についた。

「鈴将?」
鈴将が寝ていた。

そういえばちいさいころ秘密基地で空見ながら寝てたっけ………

なんて考えていると鈴将が目を覚ました。

「おはよー」
手を振るとびっくりしたのか、
「寝てないぞ?横になってただけだ!!」
慌てだした。

「嘘つけ。あたしも寝てたし」笑ってみせると何故か強気になった鈴将。

「サボりか」

「だって誰もいなかったんだもん!!」

「5:00からだぞ?」

「え?15:00って…」
時間間違えた―――!

「ぶっ!馬鹿w」

「つってももう5:30だけどね」時計を見て言う。

「「……」」

「「遅刻だ―――!」」
慌てて走り出した。