「また明日ね―♪」
今日は全員で帰ったから何回別れの言葉を言っただろうか。

「あれ?朱兵と陸駒はどっか行くの?」
いつもより人数が多いことに気づいた。

「えっ?あ―…コンビニ!!コンビニ行くんだよな?朱兵!!」
朱兵をバンバン叩く陸駒。

「そ、そう!!」
何故か鈴将をバンバン叩く朱兵。

「へ―。そうなんだ―」

「そう!!ってかさ、いつも途中からお前らって二人じゃん?何話してんの?」
朱兵が尋ねてきた。

「ん―…何話してるっけ?」
鈴将の方を見る。

「なんだろーな……あ―漫画の話とか?弟たちの話とか」

「そうだそうだ!弟のが先に彼女出来たって嘆いてたんだよ鈴将ww」

「お前もだろ!で俺の弟の彼女が………」

「あたしの妹だったの↓↓↓」なんだか悲しくなって下を向いた。

「まじで!?すごくね??」
騒ぎ出した朱兵。

「まぁ、普通にあり得るだろ」普通な陸駒。

「嫌だよ―?蓮蒔来ると部屋追い出されるもん!!」

「俺も……真実来ると全力で追い出される……」

二人して落ち込んだ。