「次も楽しみにしてるから」 私はニッコリと言った。 「うん。また連絡するから」 私は頷いた。 「留衣さんはなん号室なの?」 「んー?202号室だよ」 「そうなんだ!」 拓哉くんは「じゃぁ」と手を上げた。 「…うん。バイバイ」 私は寂しく思いながら、家へ戻った。