家に帰る道のりで僕の自己紹介をした。

伝わったのかどうかは分からないが、きっと分かってくれた気がした。

君の名前や年齢はどこを探しても無かった。

名無しの君を家に連れて帰ると家族みんながでてきた。

みんなは、可愛い可愛いと言って頭を撫でてくれた。

君はすぐ家族と仲良くなった。

キングも喜んでくれたと思う。

キングのエサをあげるとがっついて食べた。
そしてキングのベットで寝てしまった。

よほどお腹がすいていて、疲れていたらしい。

寝顔がとっても可愛い君にみんなで名前をつけた。

ライオン見たいに金色の、たてがみがあるので

「ライアン」

ライアンが家族に加わった。


朝起きると何だか下が騒がしい。

1階に降りて見るとキングとライアンが暴れていた。

喧嘩しているのか、じゃれているのか、とにかく2匹はあまり気が合いそうには、なかった。

先が思いやられそうな感じがした…。

でも何だかんだでまた1段とにぎやかになった。