二重人格のお嬢様と万能な執事


「こんばんは、メイ」

私はメイの前につくと、そう言った。

「リン!? セイはどうしたの?」

「通してくれなかったから、ちょっと、痛めつけてやっただけだから、心配しないで」

メイの顔が険しくなる。

「なにしにきたの?」

「私の事が嫌いな理由を聞くために、来たのよ」

「全部が嫌いだからに決まっているでしょ! さっさと、出てって!!」

雰囲気が変わった?

昔のメイの方がよかったな。

「メイ、たまにはおしゃべりしましょ。色々わかるかも、しれないから」

「どういう事?」